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放課後等デイサービスと学童保育の違いを徹底比較|どちらを選ぶべき?

放課後等デイサービス(療育・定員10名程度・月額上限4,600円)と学童保育(居場所・定員40名程度・月5,000〜15,000円)の違いを対象・費用・送迎で比較。併用の可否と判断基準チェックリストも解説します。

最終更新:2026年06月10

放課後等デイサービスと学童保育の違いを徹底比較|どちらを選ぶべき?

放課後等デイサービスと学童保育の最大の違いは「目的」です。放デイは個別支援計画に基づく療育・発達支援の場(受給者証を持つ小1〜高3が対象)、学童保育は安全な遊び・生活の場の提供(主に小1〜小6が対象)です。費用も放デイは1割負担・月額上限4,600円(一般世帯)、学童は月額5,000〜15,000円程度と仕組みが異なります。併用も可能なので、お子さまに合った組み合わせを検討しましょう。

この記事の結論(30秒でわかる)

  • 違いは「療育の場」か「居場所」か:放デイは児発管が個別支援計画を作成して療育を行う場、学童は保護者の就労等を条件とした安全な遊び・生活の場です。定員も放デイは10名程度、学童は40名程度と環境が大きく異なります。
  • 費用は放デイのほうが低く収まることが多い:放デイは1割負担で一般世帯の月額上限4,600円。週5日利用しても上限額は変わりません。学童は月額5,000〜15,000円程度の定額制です。
  • 併用もできる:「月・水・金は学童、火・木は放デイ」のような使い分けが可能です。受給者証の支給量(月の上限日数)の範囲内で、相談支援事業所と計画を立てましょう。

放課後等デイサービスと学童保育の違いとは?(一覧比較)

放デイと学童は、目的・対象・定員・費用・送迎の有無まで多くの点で異なります。まずは一覧表で全体像を把握しましょう。

比較項目

放課後等デイサービス

学童保育(放課後児童クラブ)

根拠法

児童福祉法

児童福祉法

目的

療育・発達支援

適切な遊び・生活の場の提供

対象

受給者証を持つ小1〜高3

主に小1〜小6(保護者が就労等)

利用条件

受給者証が必要

保護者の就労等が条件

定員

10名程度が多い

40名程度が多い

スタッフ

児発管・保育士・児童指導員

放課後児童支援員

個別支援計画

あり(法的義務)

なし

費用

1割負担(上限月額あり)

月額5,000〜15,000円程度

送迎

多くの事業所で実施

基本なし

開所時間

平日14:00頃〜 / 休業日10:00頃〜

放課後〜18:00頃

長期休暇中

朝から利用可

朝から利用可

目的はどう違う?

放デイは「療育・発達支援」、学童は「安全な居場所の確保」が目的という違いがあります。

放課後等デイサービスの目的

放デイは「療育」が主目的です。お子さま一人ひとりの発達段階や特性に合わせた個別支援計画を作成し、それに基づいた支援を行います。具体的には、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、学習支援、感覚統合、運動プログラムなどがあります。

学童保育の目的

学童保育は、保護者が就労等で昼間家庭にいない児童に「適切な遊びと生活の場」を提供することが目的です。個別の支援計画はなく、基本的には「安全な居場所の確保」が主な役割です。

費用はどちらが安い?

利用回数が多いご家庭ほど、月額上限のある放デイのほうが安く収まる傾向があります。費用は家計に直接関わるため、しっかり比較しておきましょう。

費用項目

放課後等デイサービス

学童保育

基本料金

1割負担(9割は公費)

月額5,000〜15,000円

月額上限(一般世帯)

4,600円

上限なし(定額制)

おやつ代等

別途数百円/日の場合あり

含まれることが多い

送迎代

無料の事業所が多い

送迎なし

静岡市の場合、一般世帯(年収約890万円未満)であれば放デイの自己負担上限は月4,600円です。週5日利用しても月4,600円なので、利用回数が多いほど1回あたりの費用は下がります。費用の詳細は費用についての記事をご覧ください。

発達特性のある子どもが学童でつまずきやすいのはなぜ?

大人数・自由度の高い環境と、個別対応の少なさが主な理由です。発達特性のあるお子さまが学童保育でうまくいかないケースには、9年間の現場で伺ってきた保護者さまのお話をもとにすると、共通した理由があります。

学童保育で起きやすい困りごと

  • 大人数の騒がしさが苦手:感覚過敏のあるお子さまは、30〜40人の子どもが集まる空間の音や雑音が苦痛になる
  • 自由時間の過ごし方がわからない:「好きに遊んでいいよ」という状況でパニックになるお子さまもいる
  • 個別対応が受けられない:支援員1人で30〜40人を見るため、困っている子どもに気づきにくい
  • 友達とのトラブルが多い:コミュニケーションが難しいお子さまは、毎日のように友達とぶつかることも
  • 連絡帳や宿題の管理が難しい:実行機能に弱さがある場合、自分で宿題を始めて終わらせることが困難

こうした困りごとが続くと、お子さまは「学童に行きたくない」と言い始めます。保護者さまも仕事との両立でいっぱいいっぱいの中、毎日の送り出しが大きな負担になるご家庭も少なくありません。

どちらを選ぶべき?判断基準は?

「個別の支援が必要かどうか」が最大の判断基準です。以下のチェックリストで、お子さまに合った選択肢を考えてみてください。

放デイが向いているお子さま

  • 発達障がいの診断がある、またはグレーゾーンと言われている
  • 集団行動が苦手で、大人数の環境にストレスを感じる
  • 友達とのコミュニケーションにつまずきがある
  • 個別の支援や配慮が必要だと感じている
  • 学校の勉強についていけず、個別のサポートが欲しい
  • 送迎が必要(保護者が送迎できない)

学童保育が向いているお子さま

  • 大人数の環境でも問題なく過ごせる
  • 特別な支援や配慮は必要としていない
  • 保護者の就労時間中に安全な居場所が欲しい
  • 友達と自由に遊ぶ時間が欲しい

放デイを選んで正解だったケース

お子さまの状況

放デイで改善したこと

学童で毎日友達とトラブル(小2男子)

少人数SSTで「気持ちの伝え方」を練習し、3か月でトラブルが激減

学童では泣いてばかり(小1女子)

クールダウンスペースがあり自分のペースで過ごせるようになった

学校・学童・家でも疲れ果てていた(小3男子)

少人数の落ち着いた環境で放課後をリセット、帰宅後の機嫌も改善

学童保育と放デイは併用できる?

結論から言えば、放課後等デイサービスと学童保育の併用は可能です。実際に、曜日によって使い分けているご家庭は少なくありません。9年間の現場経験では、以下のような併用パターンが多いです。

  • 月・水・金は学童、火・木は放デイ:友達とたくさん遊びたい曜日は学童、療育を重視する曜日は放デイ
  • 平日は放デイ、長期休暇中の一部は学童:放デイの月利用上限日数を有効に使いつつ、長期休暇は学童も活用
  • 学童で慣れてきたら放デイを減らす:集団環境に慣れてきたら、少しずつ学童の比率を増やす
  • 学童で友達との関わりを持ちつつ、放デイで個別の支援を受ける:学童で過ごすのが疲れる日は、放デイの少人数環境でリフレッシュする

ただし、受給者証に記載された月の利用上限日数を超えての放デイ利用はできません。相談支援事業所や事業所と相談しながら計画を立てましょう。

静岡市の学童保育・放デイの窓口はどこ?

学童保育は各クラブまたは静岡市子ども未来局、放デイの受給者証は各区の障害者支援課が窓口です。静岡市の学童保育(放課後児童クラブ)は、各小学校区に設置されています。

  • 静岡市 子ども未来局 子ども未来課:TEL 054-221-1529

放デイの受給者証の申請手順は受給者証の取り方ガイドをご確認ください。

学童からの切り替えでiHomeが選ばれる理由は?

少人数制・専門スタッフの個別支援・送迎の3つが、学童保育から放デイへの切り替えを検討される保護者さまにiHomeが選ばれる理由です。

理由1:少人数制で安心できる環境

iHomeは定員10名の少人数制。学童の30〜40人の環境が合わなかったお子さまも、落ち着いて過ごせる環境を整えています。

理由2:専門スタッフによる個別支援

支援経験9年の児発管が一人ひとりの個別支援計画を作成。「なぜこの子はつまずいているのか」を専門的な視点で分析し、適切な支援を行います。

理由3:送迎あり・共働き家庭に対応

静岡市葵区古庄を拠点に、車で15分圏内を目安に送迎を実施。フルタイムで働く保護者さまも無理なく利用できます。

よくある質問

Q. 放デイと学童保育は併用できますか?

A. できます。受給者証の月の利用上限日数の範囲内であれば、「月・水・金は学童、火・木は放デイ」のような曜日での使い分けが可能です。

Q. 費用は放デイと学童保育のどちらが高いですか?

A. 利用回数が多い場合は放デイのほうが安く収まることが多いです。放デイは一般世帯で月額上限4,600円(週5日利用でも同額)、学童は月額5,000〜15,000円程度の定額制です。

Q. 放デイの利用に診断は必要ですか?

A. 必要なのは「障害児通所受給者証」で、診断の有無だけで決まるものではありません。グレーゾーンと言われているお子さまも対象になり得るため、まずは区の障害者支援課にご相談ください。

Q. 学童保育に送迎はありますか?

A. 基本的にありません。一方、放デイは多くの事業所が送迎を実施しており、iHomeも車で15分圏内を目安に送迎を行っています。

Q. 学童から放デイへの切り替えはすぐにできますか?

A. 受給者証の取得が必要なため、静岡市では申請から交付まで2〜4週間かかります。見学・申請を早めに進めるのがおすすめです。

まとめ:お子さまに合った「放課後の過ごし方」を

放課後等デイサービスと学童保育は、それぞれ目的や強みが異なります。どちらが「良い・悪い」ではなく、お子さまの状態やご家庭の状況に合った選択をすることが大切です。

発達特性のあるお子さまにとって、放課後の居場所は成長に大きく影響します。「学童でうまくいかない」と感じているなら、放デイという選択肢をぜひ検討してみてください。

「うちの子はどちらが合うんだろう?」と迷われた場合は、実際に見学してみることをおすすめします。iHomeでは無料見学を随時受け付けています。静岡市葵区古庄まで、お気軽にお問い合わせください。

出典:こども家庭庁「障害児支援施策」/放課後等デイサービスの利用者負担(原則1割・月額上限あり)は児童福祉法に基づく全国共通の制度です。

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監修

iHome 児童発達支援管理責任者(支援経験9年)

放課後等デイサービスの現場で9年間、お子さまの支援に携わってきました。この記事は、現場での実体験と最新の制度情報に基づいて内容を監修しています。

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