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児童発達支援と放課後等デイサービスの違い|年齢・対象・内容を比較

児童発達支援と放課後等デイサービスの違いを、対象年齢・利用時間・支援内容・費用の4項目で比較。移行タイミングや併用の可否も解説。

最終更新:2026年04月12

児童発達支援と放課後等デイサービスの違い|年齢・対象・内容を比較

児童発達支援は0〜6歳(未就学児)、放課後等デイサービスは6〜18歳(就学児)が対象の福祉サービスです。どちらも障害児通所支援の一種ですが、対象年齢・利用時間・支援内容が異なります。年長さんから小学1年生への移行のタイミングで戸惑う保護者さまが多いので、この記事で違いを整理しました。

児童発達支援と放課後等デイサービスの比較表

比較項目

児童発達支援

放課後等デイサービス

対象年齢

0歳〜6歳(未就学児)

6歳〜18歳(就学児:小1〜高3)

利用時間帯

主に午前〜午後(10:00〜14:00が多い)

放課後〜夕方(14:00〜18:00が多い)

長期休暇

終日利用可能(9:00〜17:00等)

支援内容

早期療育・感覚統合・言語発達など

社会性・学習支援・生活スキルなど

費用(自己負担)

1割負担(上限あり)

1割負担(上限あり)

月額上限(一般1)

4,600円

4,600円

送迎

事業所による

多くの事業所で実施

受給者証

必要

必要

児童発達支援とは

児童発達支援は、発達に心配のある未就学のお子さま(0〜6歳)を対象とした通所支援サービスです。保育園や幼稚園に通いながら併用するケースが一般的です。

主な支援内容

  • 早期療育:発達の遅れに対する早い段階からのアプローチ
  • 感覚統合療法:触覚・聴覚・視覚などの感覚の偏りへの対応
  • 言語・コミュニケーション訓練:言葉の遅れや対人コミュニケーションの支援
  • 運動発達支援:粗大運動・微細運動の発達を促す
  • 親子プログラム:保護者と一緒に参加するプログラム

早期に支援を始めることで、就学後の困りごとを軽減できる可能性が高まります。

放課後等デイサービスとは

放課後等デイサービスは、就学中のお子さま(小学1年生〜高校3年生)が放課後や長期休暇中に通う通所支援サービスです。詳しくは放課後等デイサービスとは?の記事をご覧ください。

主な支援内容

  • 社会性トレーニング(SST):友だちとの関わり方、ルールの理解
  • 学習支援:宿題のサポート、基礎学力の定着
  • 生活スキル:身だしなみ、片付け、調理体験
  • 運動プログラム:体幹トレーニング、球技など
  • 余暇活動:創作活動、外出体験など

どちらを選ぶべきか:判断フロー

以下の基準で判断してみてください。

お子さまの状況

おすすめのサービス

未就学(保育園・幼稚園に在籍中)

児童発達支援

小学1年生以上

放課後等デイサービス

年長で来年度から小学生になる

児童発達支援 → 4月から放デイに移行

未就学だが就学前の準備をしたい

児童発達支援(就学準備プログラムのある事業所)

児童発達支援から放デイへの移行

年長さんから小学1年生に上がるタイミングで、児童発達支援から放課後等デイサービスに移行するお子さまが多くいらっしゃいます。この移行期は保護者さまにとって不安が大きい時期です。

移行をスムーズに進めるポイント

  1. 年長の秋頃から放デイの見学を始める:4月からの利用開始に間に合うよう、早めに準備
  2. 児童発達支援の支援記録を放デイに共有する:これまでの支援の積み重ねを引き継ぐ
  3. お子さまに事前に見学・体験させる:新しい環境への不安を軽減
  4. 受給者証のサービス種類変更を申請する:児童発達支援から放デイへの変更手続きが必要

iHomeでは、児童発達支援からの移行を希望されるお子さまの受け入れ実績があります。移行前に児童発達支援の担当者と連携し、お子さまの特性や支援方針を引き継ぐようにしています。現場で9年間支援してきた中で、この引き継ぎの丁寧さが移行後の安定に直結することを実感しています。

併用は可能か?

児童発達支援と放課後等デイサービスは対象年齢が異なるため、原則として同時に利用することはありません。ただし、以下のケースでは関連するサービスの併用が可能です。

  • 放デイと別の放デイを併用:複数の事業所を曜日ごとに使い分けるケースは珍しくありません
  • 放デイと学童保育を併用:曜日によって使い分けるご家庭もあります
  • 放デイと医療リハビリを併用:OT・ST等のリハビリと放デイを組み合わせるケースがあります

併用する場合は、受給者証に記載された月の利用日数の上限を超えないよう注意が必要です。

静岡市内の状況

静岡市内には児童発達支援の事業所も多数あります。児童発達支援から放デイへの移行を検討される場合、静岡市の障害者支援課に相談すると、お住まいのエリアの事業所情報を教えてもらえます。

  • 葵区 障害者支援課:TEL 054-221-1589
  • 駿河区 障害者支援課:TEL 054-287-8690

iHomeは放課後等デイサービス専門で、小学1年生から高校3年生までのお子さまを対象としています。児童発達支援は行っていませんが、移行に関するご相談は受け付けています。

保護者からよくある質問

Q. 年長から利用できる放デイはありますか?

放課後等デイサービスの対象は「就学児」ですので、原則として小学校入学後から利用できます。ただし、障害児の場合は満6歳から(入学前でも)利用できるケースがあります。詳しくは各区の障害者支援課にご確認ください。

Q. 児童発達支援と放デイを同時に利用できますか?

原則として対象年齢が異なるため、同時に利用することはありません。年長の段階では児童発達支援を利用し、入学と同時に放デイに移行するのが一般的です。

Q. 小学校に入学してから放デイを探しても間に合いますか?

入学後から探し始めることも可能ですが、人気の事業所は待機が生じることもあります。できれば年長の秋頃から情報収集と見学を始めることをおすすめします。

支援の継続性が鍵

児童発達支援から放デイへの移行で大切なのは、「支援の継続性」です。それまでの支援で積み上げてきたお子さまの成長を、次の事業所でしっかり引き継ぐことが、移行期の安定につながります。

iHomeでは、以前の事業所の担当者から引き継いだ情報をもとに、最初から「この子のこと」を理解した状態で支援を始めることを大切にしています。「一から関係を作り直す」のではなく、「積み重ねてきたものを次に活かす」という考え方です。

静岡市での移行支援の実際

静岡市では、年長から小学校入学にかけて、以下の機関が連携して移行支援を行っています。

  • 児童発達支援事業所:就学前の支援と就学後の情報提供
  • 就学相談(静岡市教育委員会):特別支援学級・通常学級の選択についての相談
  • 相談支援事業所:受給者証のサービス種類変更の手続き、放デイの利用計画作成
  • 放課後等デイサービス:入学前からの見学・体験受け入れ

こうした機関が連携することで、お子さまにとってスムーズな移行が実現します。iHomeでは、相談支援事業所との連携も積極的に行っていく予定です。

まとめ:お子さまの年齢と状況に合わせて選択を

児童発達支援と放課後等デイサービスは、どちらもお子さまの発達を支える大切なサービスです。未就学のお子さまには児童発達支援、小学生以上のお子さまには放課後等デイサービスが基本の選択肢になります。

移行期のお子さまがいらっしゃる方は、早めの準備がスムーズな移行の鍵です。年長の秋頃から放デイの見学を始め、受給者証の手続きを進めましょう。受給者証の手続きについては受給者証の取り方ガイドも参考にしてください。iHomeへのご相談はこちらからどうぞ。

iHome
監修

iHome 児童発達支援管理責任者(支援経験9年)

放課後等デイサービスの現場で9年間、お子さまの支援に携わってきました。この記事は、現場での実体験と最新の制度情報に基づいて内容を監修しています。

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